yukemuriのブログ

コント(掌編小説),いろはカルタ随想、江戸川柳色は匂へ、花かるた色は匂へ、趣味の5・7・5アラカルト俳句と川柳。

新しく「江戸を見れば」265年の整理に取り組んでいます。

つぶやき 143  連想の術 よこはま たそがれ 山口洋子

 山口洋子さんの詞がとても好きだ。


 余分な言葉を削ぎ落として選び抜いた言葉で聞き手の連想を誘い「想像」と「創造」の世界に酔う。


 特に 「よこはま たそがれ」は連想の術の最高の歌である。


 「よこはま たそがれ ホテルの小部屋」黄昏て行くホテルの小部屋で聞き手の連想を、さらに畳みかけるように重ねていく。


 「くちづけ 残り香 煙草の煙」女と男のドラマが始まるのか、終わるのか。


 「ブルース 口笛 女の涙」で「もう帰らない。」という連想で歌詞全体のイメージをつかむ。


 そういう女と男のドラマを自分の物語の中に想像していく。


 無駄を削ぎ落とした言葉だけを並べていく手法は俳句作法によく似ている。


 読み手、聞き手の連想力にまかせて、どうぞお好きなように「想像」と「創造」の世界を楽しんで。という連想の術はいろんなことに活用できる。


 恋愛、特に初恋などは連想の最高の結果であるのかもしれない。


 いろんなことに忍法を活用していく余地が現在でも多くあるような気がする。
 コミュニケーション力を必要とする分野においては面白いのではなかろうか。


 政治の世界をのぞいてみると忍者だらけで忍法研究の第一級の資料が揃う。今回の総裁選ではどんな忍法が飛び出ることやら。

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