yukemuriのブログ

コント(掌編小説),いろはカルタ随想、江戸川柳色は匂へ、花かるた色は匂へ、趣味の5・7・5アラカルト俳句と川柳。

新しく「江戸を見れば」265年の整理に取り組んでいます。

江戸を見れば 105  庶民の政治に対する批判噴出

 1707年宝永4年丁亥(ひのとい) 落書・捨文をはじめ、流言・雑説は度々の禁令にもかかわらず繰り返し行われた。


 参考、落書(らくしょ)=らくがき。時事または人物を諷刺・嘲弄した匿名の文書。人目につきやすい場所や権勢家の門などに貼りつけ、または捨文(すてふみ)として道路に落として置くもの。
 流言・雑説=根拠のない風説。うわさ。流説(るせつ)


 いつの時代も当時の「落書き」を見ると庶民の政治や権力に対する批判がよく分かる。


 昭和の受験競争が激しくなった時代、用事を済ませて、母校の学生用の男子トイレに入った時、目の前にマジックで達筆の落書きを発見した。


 努力とは、他人の答案を盗み見ることである。
 実力とは、できるやつの答案を取り上げて、自分の名前を書くことである。


 つい笑ってしまった。母校は当時から地方では三本の指に入る進学校で、テストの順位を相も変わらず廊下の壁面に張りまくっているのだろう。
 我々の時代では、「テストの順位」を張った次の休み時間に男子数人が堂々と引きはがしていた。
 今(昭和)は、せいぜい落書きで抵抗を試みているのであろう。
 平成の現代はどうなっているのだろうか。


 全国的な地震や暴風・洪水による災害。生活に対する規制の上に「生類憐みの令」のとんでもない再令で幕藩体制は大揺れに揺れていた。



http://www.ctb.ne.jp/~bonta108 遊行




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