yukemuriのブログ

コント(掌編小説),いろはカルタ随想、江戸川柳色は匂へ、花かるた色は匂へ、趣味の5・7・5アラカルト俳句と川柳。

新しく「江戸を見れば」265年の整理に取り組んでいます。

つぶやき 109   六 病 息 災

 久しぶりに2歳年上の先輩にスーパーマーケットで出会った。


 学生時代から、就職をしても何かと面倒を見てもらった。
 先輩はいつも笑顔でユーモアたっぷりの厳しい助言をし、その時その時のチャンスを先輩の権限で後押しをしてくれた。


 現職最後の後押しは進路指導のレポートで全国大会の県代表に推薦してくれた。


 先輩は現職中に心臓にペースメーカーを埋め込みながら自分の職責を全うされた。その後、多くの病を抱えて元気に暮らしていることは知っていたが、まさか、六病を持っているとは知らなかった。


「お元気そうで。」
「まあ、ぼつぼつね。実は今六つの病気で医者にかかっているのよ。」
 現職の時の先輩の笑顔で現状の様子を知らせてくれた。
「六病、無病息災だよ。」といって、笑いの中で別れた。


 一病を抱えようが、六病を抱えようが、息災に生きていくということを先輩は笑顔で教えてくれた。


 六病を無病という先輩の生き方はあの学生時代から、少しも変わらぬ先輩の人生観なのだ。


 84歳になられた先輩。どうぞ、六病(むびょう)息災で笑顔を見せてください。
 先輩の遊行ライフは私のお手本です。一病息災の意味が80代になって先輩のおかげで少しわかりかけてきました。ありがとうございます。


http://www.ctb.ne.jp/~bonta108
 遊行ライフ十人十色の人生

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