yukemuriのブログ

コント(掌編小説),いろはカルタ随想、江戸川柳色は匂へ、花かるた色は匂へ、趣味の5・7・5アラカルト俳句と川柳。

新しく「江戸を見れば」265年の整理に取り組んでいます。

江戸川柳 色は匂へ  「ち」の3 地女(ぢおんな)4 乳

地女にびれつくむす子高がしれ   大胆に金を使えよ。色道を極めれ。


参考 地女=素人女、地ものともいう。びれつく=色気を出す。でれでれする。


「ち」の4 乳


かりた子に乳(ち)さがされてちぢむなり  かあさんじゃない。姉さんだよ。くすぐっ
                     たあ。


乳の黒み夫に見せて旅立たせ      分かりましたか。了解。


いい縮み嫁の乳首がすいて見へ     大胆な嫁だ。でも、いい縮だ。



元禄前句附 13 (前句)其方(そなた)次第とうちもたれ居る


こそぐれば靨(えくぼ)のひづむ笑泣き 其方(そなた)次第とうちもたれ居る


 私の気持ちは決まっています。あなたのにえきらない態度がうらめしい。くすぐってもあなたの嘘がわかるのよ。泣き笑いしながらしなだれかかるいじらしさ。


元禄前句附 14 (前句)くはぬ鑷子(けぬき)も淋しさの伽(とぎ)


重けれど嬉しき人の膝枕 くはぬ鑷子(けぬき)も淋しさの伽 


参考 くわぬ鑷子=かみあわない毛抜き。伽=たいくつを慰めること。


 膝枕で耳かきや髭抜きは江戸時代の男女の最大の楽しみであった。頭の重さをしっかりとうけとめながら慰みのひと時を過ごす。



http://www.ctb.ne.jp/~bonta108 遊行ライフ十人十色


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