yukemuriのブログ

コント(掌編小説),いろはカルタ随想、江戸川柳色は匂へ、花かるた色は匂へ、趣味の5・7・5アラカルト俳句と川柳。

新しく「江戸を見れば」265年の整理に取り組んでいます。

江戸川柳 色は匂へ  「に」の3 二十七(にじゅうしち)

功成り名とげて身退く二十七     よくがんばったね。これからが大変だよ。


 参考=老子「功成リ名遂ゲ身退クハ天ノ道ナリ」 二十七歳は遊女の年季の明ける歳。


 親の苦境を救う目的を立派に果たして勇退していく、若い時は玉の輿に乗るチャンスもあるがそんなことはめったにない。二十七歳の意味を知らないと分からない川柳が多い。


仕合さ年を四五年置て行き       22・3で身請けされたのね。


二十八歳無沙汰の墓へわびて泣き    年季が明けたときには父母はいない。帰ってき
                   ましたお母さん、お父さん。


元禄前句附 6 (前句)まはりてつらし予(わ)が三重の帯


吹懸(かく)るかがみに弱る息の勢(せい)まはりてつらし予が三重の帯


「三重に巻いてもあまる帯、・・・投げて届かぬ想いの糸が胸に絡んで涙をしぼる。」かなわぬ恋は江戸も今も病み疲れさせる。せつない。


      7 (前句)雨だれ落(おつ)る窓の淋しき


地女(ぢおんな)と遊女の文の部分(ぶわけ)せん 雨だれ落る窓の淋しき


 雨だれの音を聞きながら、文箱の整理。素人女と遊女からの恋文を分類するとは。もて過ぎた男の夢の跡。


http://www.ctb.ne.jp/~bonta108 遊行ライフ十人十色 芭蕉


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