yukemuriのブログ

コント(掌編小説),いろはカルタ随想、江戸川柳色は匂へ、花かるた色は匂へ、趣味の5・7・5アラカルト俳句と川柳。

新しく「江戸を見れば」265年の整理に取り組んでいます。

江戸川柳 色は匂へ  「ひ」の2 人魂 3 緋縮緬(ひぢりめん)

間に合はぬ医者人だまを道で見る   遅かったのね。成仏を。


上戸の人玉やったらに跡を引     酒のみはこれだから。いや。


人魂の頓死と見えて矢のごとし    はやかった。光陰矢の如し。


人魂も労咳やみはぶらぶらし     ぶらぶらと栄養ばかりとりまして。


金もちの人魂行きつ戻りつし     残した金が気にかかる。


うねくって飛ぶ人魂はしうとばゞ   曲がって、厳しいばゞの影


間ぬけな人魂ひるてんに引かゝり   カスミ網(ひるてん)にかかるなんて。


抱きつかれるも人玉のおかげ也    一期一会のご縁かも。


3 緋縮緬


飛石がちらりと見せるひぢりめん   蹴だしちらりと料亭の庭
                  蹴だし=腰巻の上に重ねて着るもの。


緋ぢりめん虎の皮より恐ろしい    虎のふんどしが何でえ。


緋ぢりめん少しは風も吹かせたし   今も昔も風だのみ。神風さーん。


緋ぢりめん白い所をなめるやう    柔らかいいい風だ。


×

非ログインユーザーとして返信する

あと 2000文字

※は必須項目です。