yukemuriのブログ

コント(掌編小説),いろはカルタ随想、江戸川柳色は匂へ、花かるた色は匂へ、趣味の5・7・5アラカルト俳句と川柳。

新しく「江戸を見れば」265年の整理に取り組んでいます。

江戸を見れば 94   頌 春 よい年でありますように

  1696年元禄9年丙子(ひのえね)幕府の財政再建も人民の経済生活の圧迫という犠牲の上で成り立っていた。今も昔も変わらない「賄賂と請託」は徳川幕府開闢以来415年、平成30年の今も同じことの繰り返しである。


 明治維新があり、太平洋戦争という敗戦を経験して大きく変わった点と徳川415年変わらない点がある。


 93年分の「江戸を見れば」を通して、変わった点と変わらない点を具体的に考察して新しい時代の方向性を考えてみたい。


 一番に思ったことは、支配者の考えは、江戸も現代も貫くものは一つである。


「民は知らしむべからず、よらしむべし。」国民に情報を知らせない、お上の指示に従わせること。いつの時代でも権力の仕組みの基本である。


 国民の側からは、正しい情報を提供されていないので「しかたがない。」という生活態度になっていく傾向がある。
 「しかたがない。」という国民の意識を変えていく教育と正しい情報を求める行動を起こさなければならない。


 本来なら新聞やテレビ、そのたのマスコミは正しい情報を提供する役目を持っているのであるが、請託(権力のある人に内々で私事を頼むこと。)と忖度で権力機構の中に組み込まれてしまった江戸時代を見ながら現代を思ってしまう。


 さすがに、現代は生類憐みの令や不義密通で市中引き回しの上で磔の刑になることはないが、それなりに私刑が江戸の掟を引きついでいる。



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