yukemuriのブログ

コント(掌編小説),いろはカルタ随想、江戸川柳色は匂へ、花かるた色は匂へ、趣味の5・7・5アラカルト俳句と川柳。

新しく「江戸を見れば」265年の整理に取り組んでいます。

江戸を見れば89  芭蕉48歳  後3年の生き様を

 1691年元禄4年辛未(かのとひつじ) 46歳で奥の細道の旅を終えて、51歳で亡くなるまで「奥の細道」を後世に残る文学作品に仕上げるために全力を尽くした。


 先ず、テーマを没頭に持っていきこの主題を生かすべく事実の取捨選択や改変を行い全体の構成も考え抜いた。


「月日は百代の過客にして、行きかふ年も又旅人なり」の主題が生かされ文学作品としての「奥の細道」が完成した。


 この年に「嵯峨日記」や「笈の小文」の執筆と整理、「猿蓑」の編集に携わりながら、「奥の細道」の完成に心血を注いだ。芭蕉芸術の集大成である。


 大津で年初の吟 三日口を閉じて、題正月四日(しやうがつよつかにだいす)


大津絵の筆のはじめは何仏
 (三日間句作をしないで過ごした。ぼつぼつ句作に。正月の大津絵はどんな仏画を描く
  のだろう。)


月待や梅かたげ小子山伏
 (月待の夜。私と同じように招かれたのであろう。梅の枝を担いだ小山伏に出会う。)


山吹や宇治の焙炉(ほいろ)の匂ふ時
 (山吹が咲き乱れ、製茶の香りが宇治川の岸辺に漂う。)


たけのこや稚時(おさなきとき)の絵のすさび
 (子どもの頃に描いた竹の子の絵を思い出した。懐かしいなあ。)


宿かりて名を名乗(なの)らするしぐれ哉
(しぐれのおかげで名を名乗り、親切なもてなしをありがとう。)


http://www.ctb.ne.jp/~bonta108 「遊行ライフ」なみだ橋



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