yukemuriのブログ

コント(掌編小説),いろはカルタ随想、江戸川柳色は匂へ、花かるた色は匂へ、趣味の5・7・5アラカルト俳句と川柳。

新しく「江戸を見れば」265年の整理に取り組んでいます。

花かるた 色は匂へ 「け」の4 鷄 頭 (秋)

   鷄頭や一つは育つこぼれ種    大 祗

   鷄頭の宿や窓から答へけり    召 波


   

       季節の花300より



   活けてみて鷄頭といふ昏(くら)き花  後藤比奈夫


   

       季節の花300より


   花言葉は、「おしゃれ」「気取り」「風変わり」


花名の鶏頭(ケイトウ)は、雄鶏の赤いトサカのような花の形にちなみます。英語でも「Cockscomb(雄鶏のトサカ)」と呼ばれています。

花言葉の「おしゃれ」「気取り」は、赤く立派なトサカをもつ雄鶏に由来するといわれます。「風変わり」の花言葉は、かつてこの花が花言葉をもっていなかったことから、「奇異、風変わり(singularity)」のシンボルに見立てられたことにちなむともいわれます。


 炭 大祇(たいぎ) 江戸中期の俳人。排風は人事を得意とし、高雅で清新。
 黒柳召波は漢詩人として活動、後に蕪村が京都に拠点を移すと、大祗らとともに三菓社(さんかしゃ)結成に加わる。召波は蕪村より9歳年下で作風も蕪村によく似ている。召波は45歳という若さで亡くなる。
 
 蕪村は召波の遺稿集に「俳諧は日常的な言葉を用いながらも世俗から離れなければならず世俗から離れながらも俗語を用いる離俗の方法は最も難しい」と述べている。