yukemuriのブログ

コント(掌編小説),いろはカルタ随想、江戸川柳色は匂へ、花かるた色は匂へ、趣味の5・7・5アラカルト俳句と川柳。

新しく「江戸を見れば」265年の整理に取り組んでいます。

江戸川柳 色は匂へ  「を・お」の2 大一座(おおいちざ)

施主はまだ泣いてゐるのに大一座   よからぬ相談はすぐにやる。


 大一座=川柳では多人数で女郎屋に登楼することをいう。葬式帰りや花見や夕涼みのくずれが多い。


町内のぎりさへすむと大一座   なにはともあれ義理とふんどしは。


大一座無理往生は数珠をもち   年寄りの冷や水、ポックリ行くかも。


その数珠はしまってくれと土手で言い  爺ちゃん、それはしまってよ。


人といふものは知れぬと大一座   集団心理は怖い。一人では出来ないこ
                 とも。