yukemuriのブログ

コント(掌編小説),いろはカルタ随想、江戸川柳色は匂へ、花かるた色は匂へ、趣味の5・7・5アラカルト俳句と川柳。

新しく「江戸を見れば」265年の整理に取り組んでいます。

江戸を見れば 40  餓死者続出 西鶴誕生

 1642年 寛永19年壬午(みずのえうま)春から夏にかけて日本列島全国的に飢饉に襲われる。慢性的に続いていたこの飢饉状態で餓死者続出。


 徳川幕府の農村支配は危機的状況になっていた。


 そんな年に「井原西鶴」が芭蕉よりも2年先に誕生する。


 井原西鶴=江戸時代の大坂の浮世草子・人形浄瑠璃作者、俳諧師。別号は鶴永、二万翁、西鵬。


 2歳年下の芭蕉と共に談林派の俳諧師、西山宗因の影響を受けて成長していく。やがて11年ほど遅れて、近松門左衛門が誕生して、新しい江戸文学の基礎を固めていく。


 西鶴、芭蕉、近松の三人が成長していく姿を追ってみたい。


 餓死者続出の中で蔵奉行や代官がコメの不正売買で処罰される者が多く出た。農村では酒造の禁止や南蛮菓子の売買を禁止した。
しかし、富裕層向けの酒の販売や南蛮菓子の販売は行われていた。


南蛮菓子=カステラ・金平糖・ボーロ・有平糖・カルメラ・ビスケットなど。農村で製造販売されるまでに普及していた。


 私は江戸時代について相当な誤解をしていたようである。食生活や産業、経済、宗教、教育など、現代社会と重なる点が多くとても身近に感じるようになった。かえって江戸の方が質・量ともに現代をしのいでいる面を見ることができる。