yukemuriのブログ

コント(掌編小説),いろはカルタ随想、江戸川柳色は匂へ、花かるた色は匂へ、趣味の5・7・5アラカルト俳句と川柳。

新しく「江戸を見れば」265年の整理に取り組んでいます。

江戸川柳 色は匂へ  「は」の2 馬鹿亭主

 薪水の労をたすける馬鹿亭主


 薪水(しんすい)の労=飯炊きや水汲み


 今では当たり前の男の家事労働であるが、江戸時代では馬鹿呼ばわりされた。買い物のお供などしようものなら馬鹿亭主、駄目亭主と言われた時代である。


どこへでもくっついて出る馬鹿亭主   そんな雰囲気が残っている地方も
                   ある。


あいつだに帰る気ならと馬鹿亭主    惚れています。


もう以後はさせやるなよと馬鹿亭主   歳の差がありすぎかな


またもとのさやへ納めるばかてい主   お前ほどの女はいない


  結局のところ、惚れているだけのことです。


 江戸時代にあってやがて来る民主社会を先取りして、男女共同参画の生
き方を実践した愛すべき馬鹿亭主たちである。馬鹿亭主大いに結構、結構。