yukemuriのブログ

コント(掌編小説),いろはカルタ随想、江戸川柳色は匂へ、花かるた色は匂へ、趣味の5・7・5アラカルト俳句と川柳。

新しく「江戸を見れば」265年の整理に取り組んでいます。

花かるた 色は匂へ 「い」の5 茨の花(夏)

   花いばら故郷の路に似たるかな   蕪 村
   道のべの低きにほひや茨の花    召 波


   
       季節の花300より


花言葉は「素朴なかわいらしさ」(野茨の花)「無意識の美」(野茨の実)


   

       季節の花300より


 黒柳召波 (くろやなぎ-しょうは)与謝蕪村(よさ-ぶそん)に師事、江戸中期の俳人。名は清兵衛。別号,春泥,春泥舎。京都中立売猪熊に店を構えた町衆の子孫。


 一丁上の角の家の石垣の上から茨の花がしだれるように満開に咲いている。数年前までは90近い老夫婦が住んでいたのだが家を売り払って子どものところへ引っ越してしまい、その後に若い家族が家を建て直して引っ越してきた。


 若い人たちになって庭の花が変わってしまった。昔ながらの庭から一気に現代風の庭に変わって、楽しい庭になっていくのがよく見える。


 昭和の時代では家の周りを一回りすれば、ピアノの音が複数の家から流れていたものである。今は全くピアノの音が聞こえない。さっしや防音装置がよくなったのか、ピアノを弾く年齢の子どもが居なくなったのか、ピアノの流行が去ったのか。静かではあるが淋しいものである。