yukemuriのブログ

コント(掌編小説),いろはカルタ随想、江戸川柳色は匂へ、花かるた色は匂へ、趣味の5・7・5アラカルト俳句と川柳。

新しく「江戸を見れば」265年の整理に取り組んでいます。

つぶやき 81  何で、コントなんか書くようになったの

 30代の年齢でどうしたはずみか、エリートコースの一つになる「研究所」に紛れ込んでしまった。


 入所して吃驚、A課長とB課長が事あるごとに面と向いあって、激しくやり合う。職員会議や研究会議の時のその凄まじさは、初めての経験であった。

 所内はA課長とB課長の派閥に分かれて、表立っては静かな対応であったが、事が起こるとAとBに票が割れて決めなければならないことも決まらない。という状態であった。


 わけのわからぬままに紛れ込んだ私は、完全中立で自分の意志をはっきりと出していた。あまり堂々としていたので、バックに相当な大物がついていると勝手に思い込まれていたようである。


 飲み会の後の2次会では、AとBの両方から声が掛かった。


 研究会議の時、新米で何もすることのない私はノートを広げてその場の様子や各人の発言、会議の成り行きなど、落書きをするような気分でメモをしていた。


 会議が終わった時に気が付くと、まとまった文章が完成していた。家にかえって、作品らしく推敲をして、まだ「題」がついていなかったので、その時の私の気持ちを素直に「へど」と題をつけた。


 これが作品らしい作品の第1号「へど」であった。それからは、ノートを広げてメモするうちに、原稿用紙5枚程度の作品がその日のうちに完成するようになった。今でもノートを広げて、落書きしていると何となくまとまっていく。楽しい暇つぶしである。


 全ての作品に「挿絵」か「写真」を入れたいのだが、絵も写真も苦手なので、それはもうあきらめている。暇つぶしの楽しみに徹しよう。