yukemuriのブログ

コント(掌編小説),いろはカルタ随想、江戸川柳色は匂へ、花かるた色は匂へ、趣味の5・7・5アラカルト俳句と川柳。

新しく「江戸を見れば」265年の整理に取り組んでいます。

花かるた 色は匂へ 「な」の4 夏茱萸(なつぐみ)夏


   夏ぐみの甘酸つぱさに記憶あり   佐藤千須


   
          季節の花300より


 小学生の頃、家の2軒南隣の2歳年下の後輩の家の庭にグミの木があった。食べごろになるとおばちゃんから声が掛かりみんなして茱萸をもいで塩水で洗い食べた。

   

         季節の花300より


 茱萸のようなほっぺをした可愛い女の子が仲間に入ってにこにこしながら茱萸を食べては種をプッと飛ばしていた光景が茱萸の季節になると浮かんでくる。あれから70年近く過ぎたが、後輩も茱萸のほっぺの女の子もみんな元気だろうか。
 遠い遠い風景になってしまった。