yukemuriのブログ

コント(掌編小説),いろはカルタ随想、江戸川柳色は匂へ、花かるた色は匂へ、趣味の5・7・5アラカルト俳句と川柳。

新しく「江戸を見れば」265年の整理に取り組んでいます。

江戸川柳 色は匂へ  「え」の2 江戸 3 江の島

江戸は朝京は夕暮じまんなり   江戸は紫、京は紅、ハイレベルの自慢比べ。


参考=春はあけぼの・・・紫だちたる雲、京は紅の染め物が自慢。


3 江の島


江の島の十里こなたに三日居る   十里手前は品川です。


ふみ出して十里こなたで出来心   計画的じゃないの、怪しいもんだ。


貝細工十里こなたへ取りよせる   全国の土産がより取り見取りよ。


教育の基本 27  新旧教育基本法の比較2(教育の目的)

 初めに「旧教育基本法」を提示して、削除、改変された部分を赤字で示す。次に「新教育基本法」を提示して、新設、改変された部分を青字で示す。
赤と青をと見比べながら、何が変わっていくのか調べていく。


 旧教育基本法
 第一条(教育の目的) 教育は、人格の完成をめざし、平和的な国家及び社会の形成者として、真理と正義を愛し、個人の価値をたつとび、勤労と責任を重んじ、自主的精神に充ちた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。


新教育基本法
第一章 教育の目的及び理念
(教育の目的)
 第一条 教育は、人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。


 教育の目的に関しては思い切った改変を行った。


 旧教育基本法の一番の心臓である「真理と正義を愛し、個人の価値をたつとび、勤労と責任を重んじ、自主的精神に充ちた」という個所を全面削除して「必要な資質を備えた」という文言でまとめてしまった。


 これは旧教育基本法と新教育基本法の根本的な違いである。


 ただ、旧教育基本法の第二条の(教育の方針)に代えて新教育基本法の第二条に教育の目標を新設した


 目的達成型から目標達成型への転換である。


 この目的は何であるのか。次回の新旧教育基本法の比較3で考察してみよう。目的と目標の使い分けの意味は何だろう。ここが教育基本法改正の意図を理解するポイントである。
 人格の完成というのは一人一人の問題である目標達成は国家の問題である。さて、この問題をどう理解するか。難しいところである。


江戸川柳 色は匂へ  「こ」の2 子  3 後家

子を一ッにらめておいて申しわけ    おかあさんえらい。先ず自分の子を叱る。


いたずらの憎さも夢の子の寝顔     寝顔を見ると何もかも忘れてしまうね。


はだかの子おもしろがって逃る也    みんな一度は通る道


やゝしばし四方を見ゐる転んだ子    誰もいないぞ。どうする。


あのお子のお子がもう早このお子か   はやいなあ。


3 後 家

若後家のたよりになってやりたがり   不思議な魅力があるのよ。


後家ざかりだとほめやうも有ろうのに  声かけにくいよ。どうしよう。


その当座後家たて通しさうに見え    だんだんぐらついてきます。

教育の基本 26  新旧教育基本法の比較その1

 新旧の教育基本法を比較して読んでみると思わぬ発見をしてなるほどとうなずいてしまう。


 初めに「旧教育基本法」を提示して、削除、改変された部分を赤字で示す。次に「新教育基本法」を提示して、新設、改変された部分を青字で示す。
 赤と青をと見比べながら、何が変わっていくのか調べていく。


教育基本法 昭和二十二年三月三十一日 法律第二十五号
朕は、枢密顧問の諮詢を経て、帝国議会の協賛を経た教育基本法を裁可し、ここにこれを公布せしめる。


 旧教育基本法 前文
 われらは、さきに、日本国憲法を確定し、民主的で文化的な国家を建設して、世界の平和と人類の福祉に貢献しようとする決意を示した。この理想の実現は、根本において教育の力にまつべきものである。
 われらは、個人の尊厳を重んじ、真理と平和を希求する人間の育成を期するとともに、普遍的にしてしかも個性ゆたかな文化の創造をめざす教育を普及徹底しなければならない。
 ここに、日本国憲法の精神に則り、教育の目的を明示して、新しい日本の教育の基本を確立するため、この法律を制定する。


教育基本法(昭和二十二年法律第二十五号)の全部を改正する。
平成18年法律第120号


 新教育基本法 前文
 我々日本国民は、たゆまぬ努力によって築いてきた民主的で文化的な国家を更に発展させるとともに、世界の平和と人類の福祉の向上に貢献することを願うものである。
 我々は、この理想を実現するため、個人の尊厳を重んじ、真理と正義を希求し、公共の精神を尊び、豊かな人間性と創造性を備えた人間の育成を期するとともに、伝統を継承し、新しい文化の創造を目指す教育を推進する。
 ここに、我々は、日本国憲法の精神にのっとり、我が国の未来を切り拓(ひら)く教育の基本を確立し、その振興を図るため、この法律を制定する。


 「前文」は、新教育基本法の方がより具体的に表現されており、教育基本法の意図がつかみやすい。ただ旧教育基本法の「根本において教育の力にまつべきものである。」という文言を削除したのが気にかかる。
 「教育の力」以外の力を想定しているとすればどんな力が考えられるのか。少し深く考えて見なければならない。
 明治憲法下における教育は、天皇の命令である「教育勅語」により定められ、国民はその目的に向かって教育を受ける義務があった。
 教育がある目的に向かっての国策として実施された歴史がある。現憲法下における教育の力の基本は国民主権の国民の意思に基づく教育目的であり教育内容であり教育方法である。
 現憲法下で「教育の力にまつ。」ことは何か問題があるのであろうか。「根本において教育の力にまつべきものである。」を削除した意味を考えると学習の幅が広がって面白い。
 言葉の使い方でも少しだけとらえ方の違いを見ることができる。
「決意を示した」「願うものである」「教育を普及徹底しなければならない」「教育を推進する」などの文末表現に意志の方向がよく出ている


江戸川柳 色は匂へ  「ふ」の2 夫婦 3 太股(ふともも)

二三丁出てから夫婦つれになり    そんな時代よ。


わる口がいやさに夫婦別に出る    隣のおばちゃんがみてるぞ。


女房を大切にする見ぐるしさ     男女格差は凄かった。


夫婦旅昼は道づれ夜はなさけ     真理だ。ありがとう。


3 太股


ちっとづつ出る太股にけつまづき   男の気力、力が出る。


江戸小咄


「聞いてくりゃれ、今はでな女が通った。まづ腰帯が金襴、ふんどしが緋縮緬に金糸で立浪、折よく嬉しい風が吹いて雪のようなももが見へた。」
「そりやァ定めてきりょうも好かろうの。」
「野暮め、どう仰(あお)のく間があるものか。」


内ももでちらりちらりとわなをかけ   モンロウの風にまけた。