yukemuriのブログ

コント(掌編小説),いろはカルタ随想、江戸川柳色は匂へ、花かるた色は匂へ、趣味の5・7・5アラカルト俳句と川柳。

新しく「江戸を見れば」265年の整理に取り組んでいます。

つぶやき 135  心無罣礙 無罣礙故 無有恐怖

 般若心経の一節に「心無罣礙 無罣礙故 無有恐怖 遠離一切顛倒夢想 究竟涅槃」 「心にけいげ無し けいげ無きがゆえに くふ有ること無し おんり一切てんどう夢想 くきょうねはん 」の言葉がある。


 まったく同感である。


 参考 罣礙=障碍(しょうがい)さわり、こだわり、わだかまり。
    心にけいげ無し=心になんの障りもないこと。無碍の一道です。


 こころになんの障りもない人は、恐れることがない。「障り」は人それぞれに異なります。何にとらわれているのかを知ると問題がよく見えてきます。障りのない人などは一人もいない。


 参考 一切顛倒=全てのものをさかさまに見る。無いものを有るようにみる。 
    夢想= 夢の思い。妄想。 究竟=究極、終極、最後。 涅槃=ねはん、さとり
        の世界、大安楽の境地。


 古今東西、人々は「心の障り」を脱却して平安に過ごしたいと悩み苦しみそれを脱却する修行を重ねてきた。それが仏教の歴史であろう。
 その脱却の方法を説いた基本が般若心経である。


 この歳になって、少しだけ「究竟涅槃」に至る道が分りかけて来た。その中の一つに「求めないこと」「集中すること」「任せること」「捨てること」などが実生活の中で身についてきたようである。


 とはいうものの。何か事が起こると悩み、迷い、苦しんでしまう。
 弱い体質を持っている自分を発見する。


 そんな時に「般若心経」を読み直し乗り切ることにしている。


江戸川柳 色は匂へ  「く」の4 国の母 5 釘をさす 6 公家

4 国の母


  国の母生まれた文を抱きあるき   母の愛。そのまま。


  参考 生まれた文=娘の初産を知らせる手紙。親類や知人に見せるために懐に入れて          持ち歩く。


  国の親手ごたえのする封をきり   何かあったのでは。緊張の一瞬。


5 釘をさす
  明けておくよと夜遊びへ釘をさし  困ったなあ。戸締り気になるよ。
  必といふ字心にくぎをさし     お見事。いい漢字だ。


6 公 家


  あくびのふたを一本つつ公家衆もち  あくびが出るほど退屈ではない。忙しいこと
                    もない。
  参考 お公家さんは用がなくてさぞ退屈であろう。あくびが出るとあの笏(しゃく)
     で口を覆うのであろう。


  折ふしは笏でおいどをちょいとやり   退屈しないよな。なるほど。





つぶやき 134  笑わない落語も味がある

 初めての上京で、上野鈴本亭に好きな桂小南がトリで出演するというチラシを見て早速出かけた。


 中トリに柳家小三治さんの「真田小僧」が終わったころ、放送で「桂小南師匠が都合のため、トリは桂歌丸師匠がつとめます。」と。
 そんなことで偶然の出会いで桂歌丸師匠の落語を聞いた。


 落語を聞いて笑った記憶がない、ただ真面目で几帳面な落語だったなあという印象が残った。
 学生時代は柳亭痴楽の「綴り方教室」にはまってよく笑い自分でもかなりの枕の綴り方を覚えて演じていた。
 ラジオやテレビでは、桂小南・古今亭志ん生・柳家小さん・などを楽しんでいた。


「上野を後に池袋、走る電車は内回り私は近頃外回り・・・」(痴楽)の山手線に乗ってから、じわっと歌丸師匠の落語が蘇ってきた。


 モウパッサンやオー・ヘンリーの短編小説を読んだ後の「読後感」のような気分が体の中を流れた。


 ゲラゲラ笑うような落語ではないがいい文学作品を読むような雰囲気を残す落語家であった。


 年齢も同い年であったので、歌丸師匠が病気になるたびに「頑張れ。」と声援を送った。師匠が元気に高座に上がると何故かほっとした。


 生涯現役で頑張りとおした歌丸師匠は私にとってのよい手本であった。
 初めての高座で偶然出会って「まじめで几帳面な落語家だなあ。」との第一印象のまま50年ほど歌丸師匠を観て来た。


 良い生き様を見せていただいてありがとう。ご冥福をお祈りいたします。


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 遊行ライフ十人十色

江戸川柳 色は匂へ  「お・を」の6 追羽根(おいばね) 7 大江山   8 太 田  9 大門(おおもん)

6 追羽根


   なりふりにかまけ追羽根娘まけ


  (1・2年前までは活発に走り回っていた子が、いい娘になって道行くイケメンが立
   ち止まったりすると、もう大変。なりふりにかまけるわ。)


7 大江山


  大江山美しいのを食ひのこし


  (丹波の大江山で怪物酒呑童子が財宝を奪い人をさらうので、頼光が四天王と平井保
   昌らを連れて、神変鬼毒酒に酔わせて討ち果たす。酒呑童子も美人は残していてお
   いただろうと。)


  退治してから足弱のつれがふえ


  (残った美人たちもさぞ高齢者になったことだろう。)


8 太 田   太田道灌の略


  山ぶきの花だがなぜと太田言い


  (この時、太田はまだ古歌に造詣がなかった。それから、和歌を学ぶようになったと
   さ。 
      わが庵は松原つづき海近く富士の高嶺を軒端にぞ見る  道灌)


9 大 門 


  大門を出る病人は百一つ


  (吉原の大門を病のために出される遊女が命を取り留めるのは百人に一人ぐらいか。
   廓のうちで死んだ場合はこもで包んで投げ込み寺に埋められる。三ノ輪の浄閑寺に
  は無縁塔が現存する。)


  大門をふり袖で出る果報もの


  (振袖を着る年ごろで身請けとは運のいいこと、運のいいこと。)


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つぶやき 133  こんな横暴、理不尽はおかしい

 中谷 元 元防衛庁長官が「国民投票法改正案の審議を止めているのは辻元清美国対委員長だ。こんな横暴、理不尽はおかしい。」と。


 審査会を止めているのは辻本清美さんではありません。


 辻本清美さんを止めているのは与党なのです。
 与党が森友・掛学園での関係者の証人喚問を拒否しているからです。


 論理のすり替えをして国民を騙すのが政権与党の戦術ですか。国民はすべてお見通しです。
「こんな横暴、理不尽はおかしい。」と。中谷さんへお返しします。
 何もやましいことがなければ、中谷さんが先頭に立って、証人喚問を受けるように働きかけてみてはいかがでしょう。


 そうすれば、必ず辻本さんも国民投票法改正案審議の推進役になるでしょう。それでもまだ、審議阻止に回るようであれば、即、立憲民主党の支持を取りやめます。
 そんな国民が多いと思います。


 一事が万事、一つの問題を解決できない政党がどうして二つ以上の問題を解決することができるでしょうか。それこそ改竄と隠ぺいで解決したように国民に見せかけるだけです。
 事実、現与党で重要な問題を何一つ解決できていないように思える。


 経済問題然り、外交問題然り、国民の生活問題然り、教育問題然り。何をどう解決したのかを具体的に例を挙げて国民に説明してください。
 やろうとしたことがことごとく失敗したように思えてなりません。首相をはじめ政権与党各自の「嘘のない。」説明を後援会の報告会でしてください。


 選挙が近づいています。誠実な力強い政権与党を取り戻すために。