yukemuriのブログ

コント(ショート・ショート)と教育の基本に力を入れています。いろはカルタ随想と江戸川柳色は匂へは推敲とまとめへ。「江戸を見れば」今が分るは1年を1ページにまとめ265年分に挑戦しています。

コント(掌編小説),いろはカルタ随想、江戸川柳色は匂へ、花かるた色は匂へ、趣味の5・7・5アラカルト俳句と川柳。

新しく「江戸を見れば」265年の整理に取り組んでいます。

5・7・5アラカルト 俳句7

 古池や蛙飛び込む水の音   芭 蕉

 この静寂な情緒を味わう芭蕉翁は相当な富裕層の一人であったのだろう。由緒ある庭園の古色蒼然とした古い池を静かに味わう。蛙の池に飛び込む水の音で、ふっと我に返る。


 江戸の庶民にとっては夢のまた夢の世界である。


 古池のそばで芭蕉はびっくりする
 芭蕉翁ポチャンといふと立留り


 長屋の金坊が古いため池にでも落ちたのであろう。みんなびっくりして大騒動をする。これが江戸庶民の姿であろう。川柳と合わせて鑑賞すると住む世界の違いが歴然とする。楽しいね。



5・7・5 アラカルト 川柳 2

 神様がくすぐっている子の寝顔  杉本瓢居

 神様がくすぐっているとしか考えられようのない清らかな寝顔を見ていると心が洗われます。


 何が、清らかさを奪うのでしょうか。


 子育てや教育の悲しい現実が見えてきます。



いろはカルタ 「の」 江戸と上方

 のど元すぐれば熱さ忘るる(江戸)
 
『苦しい経験も過ぎ去ればけろりと忘れること。』


 人は健康に生きていけるようにできている。少々な苦しい経験をしても時とともに忘れて元気に生きていくようである。
 なかには、昔のことをいつまでも忘れずに事あるごとに話題にして、旦那を苦しめる。
 忘れてはいけない体験と忘れた方がよい体験がある。
 人は忘れてはいけない体験の方を忘れてしまう傾向にある。


     忘れましたよ  昨日のことは
     明日のことはネ  闇の中   ダンチョネ



 のみといはば槌(上方)

【「のみをくれといえば、それを使うのに必要な槌も同時に用意するということ」万事にすべて気が利くこと。】


 万事にすべてのことに気が利くということは若くて下働きの時にはよいが、役職がついてある程度の歳になってくると、相手が用心深くなって人間関係がうまくいかなくなることがある。
 気が利かぬボーっとした人間も困るが、気が利きすぎる人間も油断ができぬと、親方や先輩から思われるようになるのも困ることである。


 若い時には、分からなかったことも、歳を取ってきて初めて気の利かせ方にもよほどの配慮がいるということを理解するのである。


 豊臣秀吉と黒田官兵衛の小説に描かれた人間関係を読むにつけ、なるほどと実感するのである。


 ボーッとタイプの自分はもっと気を利かせにゃいけんなと思っている。



つぶやき18  男の顔

  祝百歳のインタビューの中で


   寿命はあるまで
      仕事は一生


  と言っていた100歳の年輪のある男性の顔が心に残る。


  80代からの座右の銘に


  「寿命はあるまで ブログは一生」を追加しよう。


  新しい時代のコミュニティー ブログ村の生活を楽しもう。



江戸川柳 色は匂へ 「ち」 千代 

   お千代さん蚊やが広くばとまらうか

 女流俳人の加賀の千代さんの句を知っていなければ面白くない。


 起きて見つねて見つ蚊やの広さかな  加賀の千代


 江戸の言葉遊びは相当なレベルのものであった。
 加賀の千代のよく知られている句。


   朝顔に釣瓶とられて貰ひ水  加賀の千代


   翌年は千代井戸端を去って植え

 貰水をしなくて済むように井戸端をさけて朝顔を植えたことであろうと。了解。