yukemuriのブログ

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新しく「江戸を見れば」265年の整理に取り組んでいます。

教育の基本 39  教育基本法は絵に描いた餅か

 夏休みが終わりに近づいて「読書感想文」の宿題で困っている人が多いのに驚いた。


 小学校2年生になる子のご近所のお母さんが、学校では感想文を書く指導はしないのですかと尋ねたところ「はい、しません。」ということであった。
 そういえば近年、学校で作文指導をしている先生がいなくなったということである。作文指導よりも「全国一斉テスト」で点をあげる練習に必死だとか。


 戦前、戦中の大日本帝国憲法や教育勅語はもろに国民の思想や生き方をしばり生活規範としての影響力を持っていた。
 敗戦後の新日本国憲法や教育基本法もしばらくの間は有効にその機能を発揮していた。
 が、いつのころからか日本国憲法は死に教育基本法は絵に描いた餅になっていった。


 手っ取り早く国民を労働力として選別していく過程で憲法は死に体となり教育基本法は絵に描いた餅と化した。


 教育基本法の前文の「・・・真理と正義を希求する。」という思想が形骸化されて、「真理と正義を希求」する人間は権力者にとっては目の上のたん瘤でしかなくなった。


 〇×式教育で「真理と正義を希求」する人間を遠ざけ始めた。


 「作文教育」こそ「真理と正義を希求する。」教育活動のおおもとである。


 進学にあたって入学試験が手っ取り早く採点のできる〇×式になって内容や教育方法に大きな変化をもたらした。
 その結果、学校教育から作文教育が姿を消し、姿を消さないまでも限りなくゼロに近くなった。


 これこそが為政者が意図的に計画したなにものでもない。


 これからの教育は教育の基本にかえって、「真理と正義を希求する。」教育基本法を生かし、死に体になっている日本国憲法を蘇らせなければならない。


 そのためにも「作文教育」に取り組もう。  作文は思想の歴史である。

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