yukemuriのブログ

コント(掌編小説),いろはカルタ随想、江戸川柳色は匂へ、花かるた色は匂へ、趣味の5・7・5アラカルト俳句と川柳。

新しく「江戸を見れば」265年の整理に取り組んでいます。

つぶやき 127  「終わった人」の人生目標

 何をもって終わった人と定義するのか。私は古代インドの人生を4っつに区切る思想の中で遊行期をもって「終わった人」の始まりと考えたい。


 第一の学生期(がくしょうき)=世間に生きるすべを学び、体をきたえ、きたるべき社会生活のためにそなえる青少年の時期を通過し、


 第二の家住期(かじゅうき)=大人になって職業につき、結婚して一家をかまえる。子供を産み、育てる。ことも終わり、


 第三の林住期(りんじゅうき)=職業や、家庭や、世間のつきあいなどのくびきから自由になって、じっくりと己の人生をふり返ってみる時期もどうやら終わりに近づいたようである。


そして、いよいよ


 第四の遊行期(ゆぎょうき)=人生の最後のしめくくりである死への道行きであるとともに、幼い子供の心に還っていくなつかしい季節に入っていく時期になったなあと思える。


 年齢的に言えば80代からが遊行期であろうか。人それぞれで精神的な問題を多く含むので一概には言えない。
 私の場合、定年退職後が林住期にあたるようで、家住期の段階から林住期の過ごし方の心の準備をしていたので、「終わった人」にならずにスムーズに林住期に入り、遊行期への心の準備をしていたのでこれも亦抵抗なく迎えることができた。


さて、今、「終わった人」の始まりである遊行期、真っただ中に入った。


 人生100年時代、80歳からの20年間は、諸先輩の生きざまを参考に孤独を自覚し、「寿命はあるまで、生活は一生。」の覚悟をもって自分らしい生き方で遊行期を旅しよう。


 文学や宗教や人との出会いを深く味わうことを、「終わった人」の始まりの人生目標にしたい。


http://www.ctb.ne.jp/~bonta108 遊行ライフ



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