yukemuriのブログ

コント(掌編小説),いろはカルタ随想、江戸川柳色は匂へ、花かるた色は匂へ、趣味の5・7・5アラカルト俳句と川柳。

新しく「江戸を見れば」265年の整理に取り組んでいます。

江戸川柳 色は匂へ  「む」の3 麦 4 聟(むこ)

いろりにてくどきおとして麦の中    麦畑は田舎のパラダイスだ。


 参考 冬は囲炉裏端で話がはずみ良い仲になる男女が多い。しかし、田舎のこと人目を
   忍ぶのは麦が成長するまで待たねばならない。田舎事情があった。


まだのびもせぬにもう來る麦ばたけ   辛抱がたりねえな。


麦ばたけざわざわざわと二人にげ    野暮なやつか。恋敵か。


4 聟(むこ)


聟えらみする内柳臼になり     えり好みをしていると臼になるよ。


 参考 柳=柳腰、臼=堂々たる腰つき


聟えらむ内雑兵の手にかゝり    そんなもんね。つい焦っちゃったのよ。


 参考 雑兵=身分の低い兵卒、地位の低いもの。


娘から逆よせにした聟をとり    ボーイハント、今も昔も。あっぱれ。


女房と思ふがむこの不覚なり    家付きには頭が上がらねえよ。


外聞のいゝ奉公と聟思ひ      悟りましたね。それでいいのだ。




遊行ライフ十人十色




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