yukemuriのブログ

コント(掌編小説),いろはカルタ随想、江戸川柳色は匂へ、花かるた色は匂へ、趣味の5・7・5アラカルト俳句と川柳。

新しく「江戸を見れば」265年の整理に取り組んでいます。

江戸川柳 色は匂へ  「よ」の3 吉野山 4 吉原(よしわら)

吉野山十七文字ではほめたらず   字余りで褒めたんだ。


 参考 貞室の俳句「これはこれはとばかり花の吉野山」は一字多い字余りの句である。


吉野山むだ花の咲く四十年   南北朝の戦で花見どころではなかった。


4 吉 原


吉原の方へ死んでも枕をし    北枕のこじつけ、男の性か。


 参考 江戸で唯一の官許の吉原は、男の社交場でもあった。男の関心は常に北(吉原の異称)にあり、死んでも北枕になって吉原の方に向かっていた。


吉原がたんぼへ引けて猪牙は出来   山谷に移って新吉原に


 参考 猪牙は猪牙舟の略。
 猪牙舟・猪牙船(ちょきぶね)は、猪の牙のように、舳先が細長く尖った屋根なしの小さい舟。江戸市中の河川で使われたが、浅草山谷にあった吉原遊郭に通う遊客がよく使ったため山谷舟とも呼ばれた。長さが約30尺、幅4尺6寸と細長く、また船底をしぼってある。


よし原は大坂ばかり他人にし  江戸町、京町、伏見町、大坂町がない。




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