yukemuriのブログ

コント(掌編小説),いろはカルタ随想、江戸川柳色は匂へ、花かるた色は匂へ、趣味の5・7・5アラカルト俳句と川柳。

新しく「江戸を見れば」265年の整理に取り組んでいます。

江戸川柳 色は匂へ  「ぬ」の3 抜身 4 濡れの幕

抜身の中へ飛込むは湯番也     湯屋での喧嘩はつい笑っちゃうね。


 抜身=抜いた刀。転じていわゆるふりちん。


義朝はぬき身をさげてうち死し   侍や暴力団員の抜き身は命がけ。


4 濡れの幕


  ぬれの幕=濡れは情事の意。歌舞伎で男女の痴態を演じる場面。


ぬれの幕などで仲人返事させ    仲人の作戦。にくいね。


ぬれの幕下女のび上り叱られる   夢中になってしまったわ。



元禄前句附 15 (前句)灯を消うちをまち兼にけり


かけがねは人の宝を探る脉(みやく) 灯を消うちをまち兼にけり


 戸締りをしているのかどうかで、女の意志がわかる。宝は女。うっかりのかけ忘れは盗人のねらい。宝は宝物。さてさて、恋人なのか盗人なのか。



元禄前句附 16 (前句)咡(ささやき)残す跡を聞たき


千木(ちぎ)入らず抜荷を買ふは目分料 咡残す跡を聞たき


 千木=上方で一貫以上のものをはかるさおばかり。


 密貿易は幕府の御法度、危険をはらむ取引は目分量で行われる。その時何を囁いていたのか知りたいのが人情。でも、巻き込まれては一大事。君子危きに近寄らず。



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  遊行ライフ十人十色の人生

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